コンパクトデジタルキャメラを新調いたしました。上の写真もそうですが、最近のブログはそいつで写したものです。

その道に詳しい人にいろいろと相談いたしました、理想のキャメラ像の条件を彼に伝えますが「そんなもんは売ってません」とのつれない返事。さてどのような条件かといいますと

「真四角の画面であること」何故?と聞かれても難しいのですが、ハッセルやローライやポラロイドといったキャメラで撮られた写真が好きなので自分が撮影する時にも真四角がいいんです、レコードジャケットなんかも真四角なんです、真四角を二つ並べたプロポーションもいいんです、なんか格好いいんです。だから写真は真四角なんだよと強く言いたいのですが現存するデジカメの中ではほとんどが長方形用のもので真四角でも撮れますというのは、長方形を切って真四角にするというものであり、なんかモヤっとするものがあります、真四角から長方形にすればいいんだよ!と私は主張したいのです。私の視覚はたぶん長方形ではなくて真四角にみている感じがするのです。

次に「軽いこと」これはずいぶん進化してるんじゃないか?と思いますがもっともっと小さくシンプルにしてほしい。今までブログ用に使っていたのはキーホルダーみたいなトイデジでした、でもシンプルすぎてファインダーもついてないのですべてヤマカンで撮るというもの、ハズレも多かったですが偶然に素晴らしく写ることもあり大好きなヤツでした。しかし一つ大きな弱点がありました、それはシャッタースピードがやたらに遅いというものパシャとやったら4秒ぐらいそのままにしていなければならず、大都会のど真ん中でキーホルダをかざし4秒間もスキンヘッドの男が立ち止まっているとちょっと怪しかったりするのでなんとかせねばと思っていたわけです。

さらに「粗けずりに写る」これはキャメラにとってとても重要なことです、みなさんキレイに写ることを目指しているらしいのですが、私がみたいのは記録ではなく記憶の像なのだということを実感しています、みなさんの記憶は隅々まで鮮明でいたいのでしょうか?私の記憶は、少しぼけていたり、変色していたり、ざらざらしていたりする方がリアリティがあります。ですからいつもではなくていいのですが24枚ぐらいのなかの2、3枚がそんな風に写るキャメラってないかな?ということを言っていると「まったくこの人は…」という空気になってしまうわけです。

さてそんなことを言っていても時代に合わせていかないと密かな楽しみはどんどんと切り捨てられていく危険性がありまして、ゆるせる範囲で最新のものを納得して使ってなにかをすることも時には必要かと思い、ここに至っております。文章より写真で伝わることもあるかなと思いユルーく更新してゆきたいと思います。ちっとはましなブログになるかな…。

相談にのってくれてありがとうございました。

では。

7 thoughts on “Digital camera”

  1. なるほど。
    長方形を四角にするのではなく、四角を長方形にすればいいのか。なんか妙に説得力ある。

    1. コメントありがとうございます。
      よく考えると、目は真ん丸だから丸が正解なのかもしれませんね。
      丸い液晶だったら未来っぽいですね…。

  2. 学生時代、黄金比を学んだとき「なるほどこれが最も美しい比率かぁ」と知識としては受け入れつつも…「でも自分は1:1の方が気持ちイイんだけどなぁ」と思いました。卒業制作は水張り用の木製パネルを使ったのですが、当時はA版やB版のものしかなく、まずA全のパネルをのこぎりで真四角に切るところからスタートし、それを9枚並べてさらに大きな真四角にして、どの方向から観ても…また9枚それぞれを回転させても…成立する柄を描きました。
    真四角…好きです。

    1. やっぱりそうですよね!
      気持ちイイ!
      創造的!
      いいコンセプトだと思うんだけど…
      プロダクト系の人よろしくお願いしまーす!

  3. 僕も最近似たような事を考えてました。
    Twitterで今「インスタグラム」というのが流行っていて、これは写真の撮影・加工・共有が気軽にできるiPhoneアプリなんですが画面が真四角なんです。
    はやりのものに抵抗を覚えるひねくれた自分の性格のせいかもしれないけど僕はインスタグラムが好きじゃなくて「そもそもなぜ画面が真四角なの?」と疑問なんです。
    片平君のように真四角という形にしっかりしたこだわりがあるのならいいけど、インスタグラムにはまっているほとんどの人は正方形の画面を何も考えず無自覚に受け入れているように思う。
    そもそもなぜ写真や絵やテレビや映画の画面が長四角なのか考えていて僕が思ったのは人間の目は二つあってそれらが少し離れているからではないかと。
    目玉おやじのような単眼なら視野は多分、円だと思う。だから普通の人間の視野は多分楕円形じゃないかなあ、と。
    だけど楕円形は置くにしても運ぶにしても保管するにしても安定しないからいろんなものは長四角なのかも。
    一番完成度の高い形は円(球)だと思うんですが、例えば人の暮らす部屋が四角いのもそれが合理的で快適だからかも。
    四角か長四角の話から円か角かの話にそれてしまった〜
    さて僕が写真の画面が長四角じゃなきゃ気持ち悪いのは真四角の左右にあるはずの物が見えないせいかも知れない。
    視界が狭いと生理的に気持ち悪いのかも。
    日常生活で、もし今より左右の視野が狭くなるととっても危険を感じる。これは閉所恐怖症的な感覚。
    だけど生活や生理と表現や芸術は切り離して考えるべきですね。
    長々と失礼しました。

    1. 渡辺さんどうもです。
      インスタグラムってのがあるんですね…。知りませんでした。確かに正方形=おしゃれみたいな風潮はいかがなものかと思います。
      4:3→アナログテレビの比率 3:2→35mm 16:9→デジタルの比率 なんか横に長くなるほど高級感が出てくる感じですよね、ハイビジョンをイメージするからですかね。この比率の3パターンから選ぶと35mmが一番好きかもしれません。正方形+その半分がつながっているのでなんか落ち着く(へりくつです)。
      確かに目は横に二つだし、まぶたは上下についているし、首も縦より横によく動くような気がします、だから横長が自然というのも当然ですね。でも美しい人を見るとつい釘付けになってしまうのでやっぱり真四角!なんてね…。でも微妙ですが35mmの比率がデジカメに踏襲されていないのは意外ですね、あまり意識していませんでした。初めてプリントしたとき、けっこう横長なんだなと思った記憶が蘇ってきました。

  4. >35mmの比率がデジカメに踏襲されていないのは意外


    一眼デジカメのアスペクト比は35mmフィルムの縦横比に準じて3:2ですよ。
    一般的なコンパクトデジカメは4:3です。
    お店でプリントするとLサイズを指定したら印画紙に合わせて勝手に天地をトリミングされてしまうので要注意。
    ところできのう真四角の視界は両目じゃなく片眼のものじゃないかと確かめようと
    ウインクした状態で歩いてみたらまさに世界が真四角(もしくは円)でした。

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