私は、常識など元々持っている人種でもないのに、いつの間にかその衣をかぶっています。それは、平衡を保つ重りのようなもので、いつの間にか知らず知らずに着込んでしまった分厚いコートのようなものなのです。たまには、そいつを脱いでみるとヤケに清々しい。

昔、上司から売るためのデザインををつくる上で、「一般的でまともな感覚を身につけることが必要なのだ。」とよく説教をされました。
最近、若者からは、「美大生ってなんか変わったことをしていればいいんですよね。」と、嘲笑とともにバカにされました。
そして、綺麗な女性から、「才能がある人って羨ましいわ。」と褒めているのかケナされているのか、よく分からないコメントをもらいました。

私とあなたは、かなり違う人種なのだ。小中高と美術の成績しか良くなかった。そんなヤツが「モノをつくる側の常識を少しは学んでください。」などということはまったくクソなのであります。

「私たちは超少数派として一般常識からは遠い孤高の境地を歩いているのだ。しかも、何も知らないあなたの為にね。」と、つぶやきながらスーツの群れに紛れて歩んでいるのでした。

だから許して…。

 

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