ここしばらく、しずみこんでいます。

毎年、この時期はなんとなし制作に追われているパターンが多いのですが今年はそれもなく、それに反して、日常は渦のように忙しく、生きているのか死んでいるのかわからん数週間を過ごしております。不用意に耳や目に入ってくるモノは、なるべく遮断し、必要とされるものだけを摂取するように心がけておりますが、なかなか改善の兆しがみえてこないというヤバイ状態が続いております。

そんな時にブログなどというものに向かっても、例によってどうせ暗ぁい感じにしかならないでしょうから距離をおいてしまうわけでして、今日、ここに書き綴るも世界に公開するなどとは、かまえず。自虐的な雰囲気を少しでも感じていただければなぁ…。などと心の隅に小さな期待をいだいたりするわけであります。

ああ、またクリスマスソングが流れてきやがります、なにがハッピーなのでしょうか?まったく胸くそ悪い。目の前をサンタさんがバイクに乗って通り過ぎてゆきます、ハッピーなデザイン事務所にでもピザ配達でもしているのでしょうか?木立がLEDでグルグル巻きにされてその輪郭を表しています、キラキラしていることがそんなに美しいことなのしょうか?

プレゼントがもらえない子どもみたいだぞ!と言いたい気持ちもわかります。でも、まったく世間に馴染んでいないことを察していただけるでしょうか?しかも、本当に書きたいことは、クリスマスのことなどではないのです…。ここまでくるとだだっ子のようですが、そこのところを察していただけるでしょうか?

本当の気持ち。ここに書いちゃえよ!悪魔が耳元でささやきます。
そんな事したらオオゴトになるよ…。善良な天使が困り顔です。
みんなに解ってもらった方が気が楽になるのだろ!悪魔が微笑んでいます。
でも人を傷つけることになるよ…。天使はさらに困り顔の上に苦り顔です。

「ああ、メンドクサイ…」

だいたい、頼まれているわけでもないのに、何を意識してこんなブログを垂れ流しているのでしょうか?
ブログを書いているからって、いい作品でもつくれるのかい?また悪魔がでてきやがります。
ただ自分をよくみせたいだけだろぅ?追い打ちをかけてきやがります。

「ああ、メンドクサイ…」頭を抱えます…。

今年も、あと少し、アトリエの整理整頓をしていると、出てくる出てくる、様々な残骸が出てきます。なんか中途半端なモノがたくさん、あぁこんな事してたんだなー。と、やり残し感もあり、もはや思い出に風化しかけているものもあり、不甲斐なさに潰されそうになるわけです。

そんなこんなで今年ももう秒読みの段階でございます。
書き残した話も、残骸の中に、たくさん眠っておりますが…年内中に書きまくります!などと表明することなどできるわけもなく…ご容赦願いたい…。

でもそんな中。
神様は時々。贈りモノをくれます。
それは美しき出会いです、

なんか、そんなことで生きていてよかったと感じます。

先日、朝のラジオを聴いていて、バッハのピアノ曲が耳に入ってきました。
旋律といい、ピアノのタッチといい、完璧な美がイヤフォンから耳の末梢神経に伝わりカラダの中心部へとじんわり流れ込んできました。ピアニストはグレン・グールドという人、かなり偏屈な人というのは、前にどこかで聞いたことがことがありました。バッハといえば、なにか練習曲のようでおもしろくない。そんなことは、まったく聴く耳がないアフォーがいうことで…まったくこの歳になるまでその美しさがわからなかったとは恥ずかしいことなのですが、まさに素晴らしいの一言につきます。早速、レコード店に向かったのでした。

現代。「美しさ」は既に成就していて、それを破壊することに物狂おしくげに日々が流れてゆきます。だから、どうしようもないモノたちに囲まれていることに、ちょっとやそっとじゃ気がつきません。でも、これが美しさというものだよ…という物事に触れた瞬間、ああ望んでいるものは、そうだったのか…と気がつくのです。

メンドクサイ事と美らしき事が共存する日々。
しずみこむ事と静寂なる事の瀬戸際に立ちん坊であります。
そして、今年も暮れてゆくのでしょう…。

では。

2 thoughts on “年末だから”

    1. HTさま。
      コメントありがとうございます。
      来年も追いつかないですががんばります。
      よろしくお願いします。

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