バスの一番うしろの席は、5人掛けと4人掛けのふたつのパターンがあります。

先日。

発車間際の車内はほぼ満席になっていて、一番うしろの席につきました。両窓際には荷物を抱えた女性が座り、その横にはご老人(男性)が座り、わたしが座ってしまったことで一番うしろの4人席もいっぱいになってしまいました。

その後も何人かが乗車してきて、前の方でつり革につかまっていました。そして、運転手が「発車しまぁす!」とアナウンスした瞬間。ドスドスと両手にカップ麺がつまった買物袋をもったご老人(男性)が乗ってきました。バスの中は、始発で、すぐに次が来るのだから待ってればいいのに…という空気が流れました。しかし、乗るなり脇目もふらず一番奥のコチラへと勢いよく歩いて来られました。そして、「座れるだろ!席をつめろ!」と大声でふりまいています。しぶしぶ、両側の女性は小さくなり、ご老人と私も少し詰めた所に、間髪いれず…お尻をグイグイわりこませ、次には腕をグイグイと押し込んできたのでした。横の老人は腕を前に出してお尻だけ腰掛けた状態になり、バスは出発したのでした。

バスが出て、角を曲がったあたりで、腕を前にだした老人が
「お前いくつだ?」と突然大声でいいだしました。
「コチトラ60歳で定年だよ、半年で1万8千円も出して乗ってんだ!オマエは100歳か?」と車内に響きました。
無料で乗ってきて図々しいんだよとは言わない…。
「うるセー大声出すなよ!」と言われた方も対抗姿勢である。
「オマエ。どこまで乗るんだファーマーか?」
田舎もんてことか?
「終点までだョ!悪りいか?いいから大声だすなよ!」
「ウルせー。大声出してんのはオマエの方だろ!オマエ、今の都知事知っていんのか?」
「うるセー大声出すなって言ってんだよ!」
「オマエ知らないんだろー。オマエみたいなアホが知ってるわけネーよなー。」
バスの中でクスクスと失笑が起きました。
こんなやり取りがズーッと続くのでした。

そして、ようやく、自分の降りるバス停が近づいてきました。
ようやく、4人席は4人になり平和がおとずれたのでのありましょうか?
「狭い?通れる?」と優しい言葉をかけられつつ、スゴスゴとバスを降りました。

あんなに強引に入ってこなければ席も譲れたのにナー…などと思いながら。
でも、バンバン言うご老人たちも面白かったナー…
などと感慨にひたるのでありました。

元気なコトはいいことだ!

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