ヒトデ

私は、最果てにて絵空事を構成しハリボテをつくり続けているにすぎません。

錯覚していたにすぎないのです。でも、この錯覚を認めてしまえば、消滅に向かうこともわかっているのです。もはや私の半分は、幽霊のようなものなのです。

応えが、かえってきません、私という存在の半分はすでに溶けてしまっているのです、私が私である確実な証拠も、もう、どこにも見当たりません。目の前のハリボテは異様に膨張した空虚で薄っぺらな物体なのに針を刺しても何をしても、私の抵抗を受け入れることを許しません。押しつぶされることもなければ、攻撃的な様相もないし、ただただ目の前でその巨大化した姿をさらし続け、私を隠し続けるのです。

そして、私は、また、溶け始めるのです。残りの半分も溶け落ちてゆくのです。

原因を探ることより摂理に導かれてゆくことを選択しただけなのです。

ヒトデたちは、何処に消えてゆくのだろうか?

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