ふと、自殺防止柵に囲まれたホームで思いました。どうせ逝くのなら戦場にいけというなのでしょうか…。「死を想え。」いまやそれは、芸術のモチーフなどではなく、日常になりました。「絶望である事を知らない絶望。言いかえれば、人が自己を、 しかも永遠的な自己を持っているという事についての絶望的な無知。」病は、生の隅々を侵しています、肉体にも精神にも結晶化しようと塵が世界を覆っています、しかし、それは死にいたるものではありません。一瞬は気にとめますが、すぐに掻き消されてしまいます。そのようなものを、煌めくような想い出や輝かしい未来から払いのけるなんてことは、至難の業なのです。いのち在ることに対して肯定的でいたいと思います。

 

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