キラキラ

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最初は、あまりに嬉しそうな顔をしてこちらを向いているので、私の顔に何か付いているのか?何気なく顔を弄ったり、着ているものがおかしくなっていないか?何気なく手をやって確認するも異常はありません…。「何でそんなにキラキラ嬉しそうな顔をしているのしょうか?」と尋ねてみても良いかもしれませんが、さすがにそれは失礼だと思い、まぁ、異常はないのだからそのままで良いかと思ったわけであります。そしてその人と話が始まると、凄い目力で私を見つめてきます、黒い綺麗な瞳をしています、カラーコンタクトをしているふうでもありません、私の目をじっと見つめ一瞬も目を離さず、話の内容よりその目力が気が気ではありませんが、目をそらさないようにじっくりと話をするのであります。私は、よく「妖怪っぽいよねー」と言われたりするわけでして、多分相手にとっては、珍しい動物か何かに見えているのでしょうね…。そんな訳で普通人に混じってキラキラ星人が私の周りでコンタクトを取り始めているようなのです、一人や二人ではないので、そのうちキラキラ星に連れて行かれるのでしょうか?

 
しかしです、この地球では、キラキラ星人を快く思う者だけではないようで、今度は、アマガサ星人のお出ましであります。朝、ホームに向かう通路で後ろから傘の紐をとめずに水しぶきを撒き散らしながら早足で私にぶつかりながら追い越して行きました、「チョッと」と思わず声を出してしまいましたが、他人が濡れることなどお構いなし、私の手や袖を濡らしても知らん顔、左手にはスマホを握りしめ、何かの交信をしているようでした…。その後、ラッシュ時の混雑した電車に乗ると、鞄の外側に濡れた傘を斜めに持ち電車に乗っている男がすぐ後ろにつきました、「私のズボンが濡れるではないですか…」と言いたいところですが、彼が持つスマホから変な光線でも出されて地球が消滅しては元も子もないので黙ってやり過ごすのでありました。アマガサ星人はさらに電車のドアに傘を挟んだらしく、電車を10分程度遅らせ、人々の苛立ちを増幅させる使命を忠実にこなしているようなのであります。雨の日の彼らの活動には目を見張るものがありますが、あまりにこの星の住人とは違いすぎるのでバレバレなのであります。

 
そんな訳で、ちょっとした迷惑はやりすごし、キラキラ星に連れて行ってくれないかと内心ワクワクなのであります。あなたの周りにもキラキラ星人とアマガサ星人は出没していませんか?では。

30. 11月 2016 by Takayuki Katahira
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