罪悪感

みんな生きるために一生懸命に苦しくたってコツコツと働き、お金を稼ぎ、幸せに向かっているのに。オマエは何のためにそんなクソみたいなモノをつくっているですか?そんなことをやっている場合じゃないだろう!もっと生き方を変えないとまずいんじゃないか?そんな「罪悪感」と今日も戦っています。

 
昔は勤先で、美術なんて全く興味のない先輩にも、「私、こんなことしてまーす。」と気軽に言えたのに、今、後輩たちには、ひた隠しにして、バレないように結構な神経を使ってやっています。責められているかのような、この感じ…。ヤバイ時代ですよ…。なんで皆んな無言で私を責めるのでしょうか?私は日々、美らしきモノゴトと戦っているのに…。何故、私を責めますか?自由に見えますか?楽そうに見えますか?暇そうに見えますか?許せないですか?

 
つまりです、時代は日々変わっていってるということなのでしょう。えたいの知れない巨象に縛られる方向へ、その巨象を神のように崇め、ひれ伏すことが人間の役目であると、誰が指示するわけでもないのに、自らそのパラドックスにはまってゆく流れ。社会では「働き方の変革」なんてことも言われていますが、結局は浮いた時間で新しい価値を探して社会の役に立つことをしろ!なんて言い出す始末なのです。なんとか時間と資金をつくり、社会的価値ゼロの制作のなんてものは「罪」のように扱われます。

 
でも、私はパートタイムアーティスト。立ち位置が違います。制作に必要な稼ぎのために働き、美術に捧げています。だからといって稼ぐために人生の結構な時間を費やすわけですから、手を抜くわけもなく真面目に取り組んで、皆がやりたくないような(評価に値しない)まずい仕事もし、社会に役立ち、維持発展してゆくために必要な努力は惜しんでないつもりです。しかし、そんな戯言が通用しなくなってきてしまいました…。

 
まぁ、私は、もう開き直っているので苦ではないのですが…。

 
キミたちのことが心配なのです!

 
人間は信じるものの下部として生きるべきです、キミはまだ「えたいの知れない巨象」を信じているのですか?キミは、心からそれを信じていますか?もしそうでないのであれば、夢や希望や愛やキミが信じられるものを信じる訓練をしてください。表面では縛られたフリをし、陰ではキミを生きてみてください、そして心から信じられる人にそれを伝えてみてください。それは楽しいことではないかもしれません、幸せではないかもしれません、でも信じることができるのであれば、その方向に一歩づつ進んでみてください。たとえそれが「罪」であろうとも、たくさんのキミを輝かせるキラメキが眠っていると思います。頑張ってみてください!キミはまだ誰も知りえない最先端を歩いているのだから…。そして自分を信じてあげることも忘れずに…。

14. 6月 2017 by Takayuki Katahira
Categories: 美術のコト | 2 comments

Comments (2)

  1. 涙が出たよ。

    「罪」

    の先に

    「罰」

    があるって

    生きていく中で

    いつ?どこで?だれに?

    それを刻みこまれたのでしょう

    しかも当たり前の事として。

    今の私は

    善を憐れみながら

    多くの人が『罪』と指す行いを

    止められないでいる。

    最先端という異端

    異端という最先端

    『自分を信じてあげることも忘れずに…』

    貴方の一語一句は

    まるでベースの音のように

    私の芯に揺さぶりをかけてくる。

    15歳の夏に描いた

    『白と黒の私』

    あの子は今、何色なんだろうか。

    たくさんのキラメキが

    この罪の先にさえ

    まだ眠っているというのなら

    あの子もいつの日か

    あの子らしいキラキラで旅立てるのかな。

    • カキコミありがとうございます。私は、人間に備わっている罪の本質を理解していません、また、善悪についても同様に曖昧です。ただなんとなく醸成されている罪に違和感を感じることがしばしばあります。それに振り回されて、心が乱され、沈んでゆくことも度々あります。でも、ふと、それはオノレがつくりだしている幻想なのだと気づくと、ただ、陰陽のマイナス側に引っ張られているだけなんだなぁと思うんです。中庸である事、バランスを保っている事、善悪を決めつけずに行ったり来たりすること、周りに迷惑をかけているコトもあろうと自覚はしますが、たまにいいコトもしてるでしょ、だから許してねって…。白と黒は粒子になって無限のグレーになって、モノクロームの写真みたいに、それらがすべてが響きあう、そんな世界に生きたいですね。

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